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カンボジア:大臣批判で反体制派を逮捕

新政権はNy Nak氏を釈放し、表現の自由を尊重すべき

Ny Nak at his farm. © Facebook/Nak Ny

(バンコク)―カンボジア当局は、歯に衣着せぬ表現で政府を批判するNy Nak氏の起訴をすべて取り下げ、直ちに釈放すべきである、とヒューマン・ライツ・ウォッチは本日述べた。Facebookへの投稿内容を理由に1月5日に逮捕された同氏は、ヘン・スアー労働・職業訓練大臣への批判をめぐり、差別扇動と名誉棄損の容疑で未決勾留中で、容疑は政治的動機に基づくものだ。

「カンボジア新政権は、前政権を引き継いで反体制派の迫害を続けている」と、ヒューマン・ライツ・ウォッチのアジア局長代理フィル・ロバートソンは指摘した。「当局は表現の自由の権利を尊重し、Ny Nak氏を直ちに無条件で釈放すべきである」。

Nak氏によれば、今回の逮捕の容疑は、2023年12月17日付の自身のFacebookページへの投稿に関するものだ。同氏は、カンポット州の91ヘクタールの土地を労働・職業訓練大臣に付与する、という政府の決定を取り上げて、こう書き込んだ。「ヘン・スアーは、クメールの民へのいかなる功績を理由に、政府から森林を個人的な所有物として与えられたのか?クメールの森よ、安らかなれ」。

Nak氏はフン・セン前政権への批判で有名だ。風刺的な投稿が差別扇動と公共侮辱で有罪とされ、1年半服役した。当局はフン・セン前首相の演説を揶揄したことを犯罪と見なしたのだ。同氏は刑期を終え、2023年6月に釈放された。

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、前回2023年9月12日の事件についてリリースを出している。金属棒を手にした男たちが白昼、プノンペンでNak氏夫妻を襲撃した。氏は頭部と四肢に重傷を負って入院した。氏は、襲撃2日前の9月10日夜、与党カンボジア人民党の党員から入党を打診され、これまでのような公然とした政府批判をしないよう警告されたという。当局はこの襲撃事件をまともに調査することも、犯人の特定作業を進めることもしなかった。
Nak氏の妻であるSok Synet氏は1月13日、Facebookに夫の健康状態が「衰弱している」と投稿した。本人は「頭痛、めまい、手足のかゆみ」を訴えているという。

この襲撃事件は、2023年以前に報告された野党キャンドルライト党のメンバーに対する襲撃事件と類似しており、当局も真剣に調査することはなかった。

「フン・マネット首相は、父親と同じ権利侵害の道を歩み続ける一方で、Ny Nak氏のような率直な反体制派が人権侵害の矢面に立たされている」と、前述のロバートソン局長代理は述べた。「カンボジアの援助面と貿易面でのパートナーは、人権状況の具体的かつ体系的な改善の有無こそが、今後の現政権との関係を左右することを明確に示すべきである」。

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